WEB埼玉

2006年7月26日(水)

 

直球主体「気持ちいい」
聖望学園―武南
高校野球埼玉大会

 

聖望学園 4―0 武南

 聖望学園は四回、田島の右越えソロで先制すると、五回には3連打などで3点を追加した。武南は橋本の前に散発3安打で、好機をつくれなかった。

聖望学園―武南 武南打線を3安打完封する力投を見せた聖望学園の橋本=市営大宮

 ○聖望学園 橋本がコーナーを突く投球で散発3安打完投勝利。2回戦から5回戦まで4試合を投げ抜いたエースは、富士見との3回戦で失策絡みで1失点したものの、36イニング自責点0と絶好調だ。岡本監督も「我慢強く放れるようになった。直球に角度もあるし、自分から周囲に声も掛ける。自信の表れだね」と、試合ごとの成長に目を細める。

 三回までは両チーム無安打の息詰まる展開。楽に投げられる状況ではなかったが、「自分がゼロで抑えれば負けはない。我慢して投げているのがいいのかも」と笑顔。苦しさを乗り越えて得た自信を上乗せしたような攻めの投球が武南打線を沈黙させた。

 被安打3でピンチらしいピンチはなかったが、自身の投球内容は80点。「3安打のうち2本は追い込んでから。2ストライクを取ったら投手が勝たないと駄目」。辛口の採点からは負けん気の強さがにじみ出る。

 女房役の上原も「気持ちで投げているのを感じる」と手応えを口にする。いつもは直球と変化球のコンビネーション。しかし、この日は相手の変化球狙いを見極め、直球主体に切り替えた。

 「真っすぐは投げてて気持ちいい」と橋本。後半、投球直後に右足を大きくけり上げる生きのいい投球は、マウンドを心から楽しんでいるようだった。

打線に焦り 「迷いがあった」

 ●武南 4失点しながらもエース岡田健が粘り強く投げていただけに、反撃の糸口が欲しかった。だが、先頭打者が出たのはようやく九回。「先取点を奪われ打線に焦りが出た。狙い球を絞りきれなかった」と新井監督。

 4回戦で3ランを放つなど打者としても非凡な岡田健。九回一死二塁の好機に打席に立ったが、「迷いがあって」見逃し三振。「相手投手の外角直球を狙っていたが、予想以上に伸びがあった」とポツリ。

 先発9人のうち6人が2年生と若いチーム。主砲木村は「4番らしくチャンスで打てる打者になりたい。もっと遠くにボールを飛ばしたい」と飛躍を誓った。

 
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