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| 大宮工─春日部東 6回裏春日部東1死二、三塁、川崎が決勝2点タイムリーを放つ=県営大宮 |
○春日部東 4回戦を突破したものの、14残塁の拙攻。八回には失策などから1点差に詰め寄られるなど、「らしさ」がなかった。主将の会沢は「攻めあぐねたり、守備のミスが出てしまった。次勝ったらという気の緩みが出てしまった」と反省しきり。
それでも、4番の川崎が3安打3打点。途中登板のエース中野は、九回を三者連続三振で締めくくった。中野は「最終回にはフォームも固まってきたし、調子も上がってきた」と手応えを口にする。会沢は「これで気持ちが引き締まった」と気合を入れ直していた。
古豪復活へ確かな一歩
●大宮工 Aシード春日部東をあと一歩まで追い詰めた。エース高木に涙はない。「最高の投球ができた。悔いはありません」。緩急をうまく使い4失点と好投。六回途中に右足太ももを痛めて降板したが、リリーフの小林も1失点とゲームをつくった。
2、3回戦はいずれも逆転で1点差の勝利。そしてこの日も八回に1点差に迫る粘りは見事。「いい試合だったんじゃないですか」と新井監督も満足顔。大宮工といえば1968年の選抜甲子園で優勝した古豪だが、夏に4回戦まで来るのは久しぶりだ。
ベンチ入り20人のうち3年生は7人と若いチーム。1年生の小林は「増渕竜投手(鷲宮)のようになりたい。甲子園を目指して黙々と練習します」と言う。泣いているのは3年生ではなく下級生。号泣する2年生山田の肩を高木がたたく。「いい三振だった、来年があるぞ」。古豪復活に向け確かな一歩を記した。
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