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Cシード立教新座に完封勝ちした
平井利侑投手
(東和大昌平3年)
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| 立教新座─東和大昌平 粘りの投球でCシード立教新座を完封した東和大昌平のエース平井=県営大宮 |
最後の打者を打ち取ると、両手を挙げて大きなガッツポーズ。打たせて取る粘りの投球で、シード破りの立役者となった。
長身からのゆったりとしたフォームから、スライダーを低めに集めた。8安打を浴びながらも、要所をぴしゃり。切れのあるボールで相手打線に的を絞らせなかった。
「1―0の緊張感の中で(点を取られる)怖さもあったけど、最後の夏。絶対に負けたくなかった。制球と切れで勝負することを心掛けた」と笑顔がはじけた。
今春、「剛」から「柔」の投球への切り替えを図った。昨秋はエース番号を背負って県大会8強の原動力になったが、春に肩を故障、エースの戦線離脱でチームも県大会出場を逃した。
この時が気持ちの転換期だった。「真っすぐだけが絶対じゃない。自分は本格派ではなく、コントロールで打たせて取る投手なんだ」と自覚。力で押し込む投球から打たせて取るスタイルへ。独り善がりな部分もなくなった。
「春よりも直球のスピードは遅いが、今は切れで勝負。バックを信頼して投げている」。エースの力投に守備陣は無失策で応えた。重圧のかかる「スミ1」の試合をものにできたのもナインの支えがあったからだ。
エースとチームが一体となってつかんだ会心の勝利。シード破り以上に貴重な勝ち星を手にして、東和大昌平が上昇気流に乗りそうだ。
身長188センチ、体重79キロ。千葉野田一中出身。(村田恭一)
勝負を分けたまさかの暴投
●立教新座 一回一死三塁で、エース宇津井がまさかの暴投。相手に先制点を許す。結局、この1点が、痛恨の決勝点になった。「スライダーがかかり過ぎた。初回に尽きる」。二回以降は3安打無失点に抑えただけに、悔やまれる一球だった。捕手の鈴木翔は「正直負けたという気がしない。宇津井は球も走っていて調子は良かった。初回の暴投を自分が止めていれば…」と言葉を詰まらせた。
浅野監督は「力の差はなかったと思うが、つまらないミスで点を取られてしまった。それでも選手はよくやってくれた」と話した。
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