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浦和商 7―6 浦和工
浦和商は5―6の八回、二死から伊藤の右越え二塁打など長短3連打で2点を奪い逆転勝ち。浦和工は七回に田島のソロで勝ち越すも逃げ切れず。
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| 浦和商―浦和工 43年ぶりに勝利し、マウンドに集まって喜ぶ斉藤浩(前列左から2人目)ら浦和商ナイン=市営浦和 |
○浦和商 浦和商が八回に3連打で2点を奪い、鮮やかな逆転勝ち。中盤以降の点の取り合いを制しただけでなく、2000年まで37年間活動を休止していた同部にとって、夏の大会は休部以来実に42年ぶりのうれしい、うれしい勝利だった。
六回に同点に追いつくも、再び本塁打で引き離されて迎えた八回。2本の二塁打で同点に追いつくと、打席は一回からマウンドを守り続けた1年生エース斉藤浩に巡ってきた。「打撃センスはいいが、試合で結果が残せていなかった。背中を押してやるつもりだった」と話す矢島監督が出したサインはヒットエンドラン。迷わずたたいた打球は左前に転がり、念願の決勝点をもぎ取った。
しかし、勝利への試練はまだ残っていた。浦和工は九回に2死一、三塁と粘りを見せ、打席には前打席で豪快な左越え本塁打を放った田島を迎えた。斉藤浩は「正直怖かった。でも勝負しかなかった」。覚悟を決めて精いっぱい投げ込んだ外のカーブは、バットのしんを外れ、二塁手前に転がった。長年の悲願を気迫で呼び寄せた瞬間だった。
快挙にスタンドも沸いた。応援に駆け付けた昨年の主将、東拓郎さん(18)は「おれたちも先輩方からずっと期待されてたのに勝てなかった。自分のことのようにうれしい」と興奮気味。ヒヤヒヤの試合展開だった分、関係者の喜びもひとしおだった。
最後の打席に悔い
●浦和工・田島三塁手 (勝ち越しソロを放つも九回の好機で最終打者に)2球目の直球を打てばよかった。野球の最終回は恐い。
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