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2006年6月21日(水)

 

実力校分散 公立vs私立に注目
高校野球埼玉大会

 

 組み合わせを見ると、優勝を狙える実力校が分散したことで、序盤から波乱が起こる要素は少なさそうだ。シード校中心の戦いになりそうだが、注目は公立対私立の戦い。昨夏、昨秋ともにベスト4はすべて私立勢が占めたものの、今春の県大会は4強に公立が3校入った。好投手を擁するチームが多く、各校の実力が接近しつつある混戦模様の大会を四つのゾーンに分けて占った。

軸は鷲宮、春日部共栄

 ▽鷲宮―春日部共栄ゾーン Aシード鷲宮、Cシード春日部共栄が準々決勝で対戦しそうだ。鷲宮―春日部共栄は、今春の準々決勝と同一カードとなる。

 鷲宮の前に立ちはだかるのは4回戦で大宮北、5回戦では朝霞あたりか。エース増渕竜と大宮北の左腕・井坂、朝霞の右腕・志村が投手戦を繰り広げそうだ。

 春日部共栄は3回戦で飯能、5回戦では正智深谷、武蔵越生、久喜北陽あたりの挑戦を受けるだろう。

所沢商、埼玉栄が優位

 ▽所沢商―埼玉栄ゾーン シード校が一歩リード。所沢商、埼玉栄の2強に本庄一、坂戸西、市川越、越谷西などが絡む展開になりそうだ。

 所沢商は左右4人の投手陣と高い機動力が武器。埼玉栄は屈指の右腕・木村が投打でけん引する。坂戸西は右腕・小島が鍵を握る。

 本庄一は主砲・長嶺の打棒復活がポイント。市川越は那須、鈴木雅らの打線で勝負する。慶応志木、越谷西はダークホースか。

聖望学園、投打に安定

 ▽聖望学園―東農大三ゾーン Cシード聖望学園が準決勝進出の大本命。これをBシード東農大三、松山らが追い掛ける展開だろう。

 聖望学園はエース右腕・橋本、主砲久保の投打の柱に安定感がある。東農大三はエース前野の好投が上位進出への絶対条件。松山は堅守で粘り強く戦う。

 これに待ったを掛けるとすれば、好左腕・樋口を擁する富士見、市川口、上尾、北本の公立勢、秋4強の浦和実や西武文理あたりか。

強豪ひしめく最激選区

 ▽立教新座―春日部東ゾーン シード、ノーシード校ともに実力伯仲の最激戦区。どこが勝ち上がってもおかしくないブロックだ。

 Aシードの春日部東は打線が活発。右腕・中野の出来次第だ。伊奈学園は投打にまとまりがある。浦和学院はけが人続出で調整が遅れ、序盤が不安だ。

 地力のある大宮東、滑川総合、花咲徳栄、浦和北の存在も混迷に拍車を掛ける。城西大川越、東和大昌平も侮れない。

 
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