WEB埼玉

2005年7月21日(木)
 

頂点へ熱戦
屈指の好カード・春日部vs市川口
高校野球埼玉大会

 

 第87回全国高校野球選手権埼玉大会は21日、県営大宮など3球場で4回戦8試合が行われ、後半戦を迎える。中盤まではシード16校中、Cシードの春日部東など5校が敗れるなど予断を許さない試合が続いている。大会は4回戦を迎え、梅雨明けとともにさらに熱い戦いが展開されそうだ。

 4回戦屈指の好カードは春日部―市川口。Dシード春日部の好投手菊池と長打力のある市川口打線との対決に注目したい。

 春日部のエース右腕菊池は、初戦の2回戦で新座北に6回1安打無失点。変化球の制球が定まらず本調子ではなかったものの、三塁を踏ませぬ安定感のある投球を披露した。3回戦では12安打を浴びながらも粘り強い投球で要所を抑え、9回を3失点でしのいだ。

 市川口は3試合で29安打、25得点を奪った打線が好調だ。特に4番中村は全試合で打点を記録するなどバットが振れている。3回戦では5番豊川と合わせて5打点を挙げ、3試合連続コールド勝ちに大きく貢献した。3番土田、6番赤羽も一発の長打力がある。

 連投が続く菊池が中3日の休養で復調して、上り調子の市川口打線をいかに抑えるかが勝負のポイントとなる。

 シード絡みではAシード浦学学院―坂戸西、Cシード所沢北―北本も面白い。

 浦和学院の今成と坂戸西の岡崎は、少年野球時代にバッテリーを組んでいた因縁がある。今大会を代表する好捕手の2人が、高校入学後初の対戦でどんなリードをするかが見どころだ。

 所沢北は実力校・聖望学園との3回戦で、先発全員の20安打を放った。北本は大宮西との2回戦で、両チーム合わせて20安打を超える打ち合いを制した。試合数は異なるものの、失点はともに10と投手陣に不安が残るだけに、打撃戦の可能性を秘めている。

 そのほか、浦和実―朝霞、成徳大深谷―正智深谷も好カード。浦和実はDシードの市川越を破った本庄一に3回戦で逆転勝ち。朝霞は熊谷との3回戦で延長十五回末にサヨナラ勝ちした。終盤まで目が離せない展開になるだろう。

 成徳大深谷と正智深谷はともに2回戦で1点差の試合を勝ち上がってきた。意地を見せるのはどちらか。花咲徳栄とAシードの栄東の姉妹校対決は、左打者が7人並ぶ花咲徳栄打線に対し、栄東のエース浅川がどんな投球を見せるかに注目したい。

 
WEB埼玉ホームへ
 

ニュースの詳細は埼玉新聞でどうぞ。購読申し込みはこちら
フリーダイヤル 0120-633-888

saitama-np.co.jpの記事・写真の無断転載を禁じます。
日本の著作権法並びに 国際条約により保護されています。
Copyright 2005 The SaitamaShimbun