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大宮北 3―0 川口工
戦評…大宮北の井坂が16奪三振、4安打完封。一回一死二塁から前沢の適時中前打で先制するなど、打線も援護した。川口工は最後まで井坂をとらえられず。
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| 川口工―大宮北 16三振、4安打で完封した大宮北・左腕井坂=川口市営 |
○大宮北 最後の打者も空振り三振に仕留めると、仲間とハイタッチして喜んだ。川口工から16奪三振した背番号10の左腕は、「投げている時は気付かなかった。まぐれです」と、心地よさそうに滴る汗をぬぐった。
川口市営で投げるのは初めて。マウンド感覚をつかめぬままの立ち上がりは、やや力みもあった。一回、先頭の安田にいきなり三塁打を許し、続く吉里には四球。さらに暴投で無死二、三塁とし、ピンチを招いたが、ここから「奪三振ショー」が始まった。
「点は取られたくない。ピンチの時こそ冷静に」。と井坂は自分に言い聞かせた。打ち気にはやる相手の主軸に、得意の大きなカーブを要所で決め3者連続三振。中盤以降はカーブを見せ球に、内角へ直球をズバリ。川口工の先発全員から次々と三振の山を築いた。
桶川西中時代は2番手投手だったが、高校入学後急成長。練習試合では独り相撲にならないよう配球術を覚え、春先からは苦手の内角に徹底的に投げ込み、夏に備えた。井坂は「きょうは練習の成果が出し切れた」と納得する。
「うちには背番号1の右の野沢もいて、両エースと考えている」と兵頭監督。本人にとっても、大きな自信となった。「調子に乗らず、みんなで勝ち上がるだけ」とピッチング同様、冷静に次を見据えた。
身長174センチ、体重68キロ。
相手にのまれた
●川口工・安田遊撃手(一回に三塁打を放ち)絶対打とうと直球をたたいた。でも相手にのまれ、力を出し切れなかった。悔しい。
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