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この夏注目の8人
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4. 最後の夏に豪打開眼 |
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最後の夏を迎えてようやく、長距離砲としての豊かな才能が開花し始めた。 高校通算本塁打は10本前後と平凡。むしろチャンスに強いクラッチヒッター。柔らかくて強いリストを器用に使いこなす好打者だった。「クリーンアップは走者をかえすのが仕事。ランナーに出ようという意識の中で、本塁打も出る」。そんな気持ちで打席に立っていた。 だが、5月の練習試合で転機が訪れた。昨年の全国高校選手権で8強入りし、今春の選抜大会にも出場した修徳(東京)と対戦し、好投手の斉藤から2本、磯部から1本と1試合で3本塁打を放った。 「いい感覚で打てた。以前は自分が当てにいってしまう感じがあったが、この時は体に入ってきたボールを振り切ったら、飛んでいた」 豪打開眼。3本はいずれも右方向に引っ張った会心の本塁打。「下半身をしっかり使って打つことを意識できたのが大きい。今までは振り切る前に一塁へ体が動いていたが、思い切り振っていく豪快なバッティングができた。自分の思った通りの打撃ができるようになってきた」と確かな手応えをつかんだ。 戸栗和秀監督は「打撃とは本来きついもの。前は楽してヒットを打とうとしていた。もっと長打が出てないとおかしかったが、あの試合でやっと片りんが出てきた」と評価する。 1年生の夏からレギュラーを務めるチームの柱。主砲の豪快な一発が出ればチームは活気づく。初戦は13日。スラッガーとして、これから真価を発揮すべき試合が待っている。 Cシード 埼玉栄
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