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やってくる高校総体
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【5】会場の自治体
国体経験生かし順調 |
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埼玉総体では県内二十九市町で二十八競技(ヨットは東京開催)が行われる。二〇〇四年の埼玉国体以来の一大イベントとなるが、各自治体の運営準備は、県や関係市町との連携を含め順調に進んでいるようだ。県高校総体推進室は「四年前の国体の経験が生きている。競技の運営ノウハウを知る人材が多いのが埼玉の強み」と話す。 五競技の会場となるさいたま市は、事務局二十四人体制で準備を進める。種目別に担当教員を配置しているほか、企画、輸送・警備、競技・式典の三つの係を設け、選手や補助員となる高校生と一体となった大会運営を目指す。 競技プログラムやポスターなどは会場となるそれぞれの自治体が作成するが、さいたま市の水球は川口市の競泳、飛び込みと「水泳」競技として共同開催。「自転車」競技のトラックも秩父市・秩父郡小鹿野町が会場になるロードと連動することから、関係自治体と事前協定を結ぶなどして連携を深めている。 同市内には国内有数の施設が複数あるのが魅力だ。サッカー六会場のうち、埼玉スタジアム、浦和駒場スタジアム、NACK5スタジアム大宮は、いずれもJリーグで使用。“聖地”と呼ばれるピッチもあり、高校生にとってはあこがれだ。自転車のトラック会場となる県営大宮公園双輪場は、全国的にも珍しい一周五百メートルバンク。一般的な四百メートルバンク以下の経験しかない選手にとって、こちらも「思い出の会場」になりそうだ。 昨年の佐賀総体、三年前の千葉総体などを参考にしてきたという同市教委の飯塚雅雄高校総体推進室長は「最高の環境で試合ができるというのは、さいたま市の利点の一つ。サッカーは試合数も多く、さいたま市でないと開催できない」と自信を見せる。 一方、競泳と飛び込み、ソフトテニスの会場地となる川口市も着々と開催準備を進めている。埼玉総体で後半戦のメーン競技となる競泳(八月十七日〜同二十日)は埼玉国体と同じ川口青木町公園プールが会場。県内のほかの市町も四年前の国体と同じ競技を受け持つ会場地が多く、準備の「手際の良さ」にもつながっている。 同市では期間中、国体でも登場した駅と会場を結ぶシャトルバスを運行。会場の駐車場確保のため、川口オートレース場で開かれる恒例の「たたら祭り」の開催日を一週間延期するなど、細かな調整を重ねている。 来場者は、埼玉国体を上回る九万人以上を見込んでいる。「『川口に来て良かった』と言われたいという気持ちを込めて準備している」と市教委体育課の春日好一主幹。来場した選手らに市章と市の花「鉄砲ユリ」をデザインしたベーゴマを記念品として贈る予定で、「川口市」を全国にPRする絶好の機会にもなりそうだ。 (2008.06.26付掲載) |
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