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やってくる高校総体
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【4】宿泊対策 施設不足で半数県外
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高い競技力に加え、国際規模のスポーツ施設を有する埼玉だが、埼玉総体関係者にとって頭の痛いのは宿泊施設の確保。観光面で求心力の弱い本県は、関東の他都県に比べて宿泊施設が少ない。これまで埼玉が開催地に立候補してこなかった理由の一つには、宿泊施設不足がある。 開催に当たって「利用できる所はほぼ提供していただいたが、どうしても足りなかった」と大会推進室宿泊担当の大谷嘉明さん。29競技に参加する選手・監督数は約3万3000人。延べ15万泊だった2004年の埼玉国体を超える19万泊が見込まれる今回は、その半数を東京、群馬など隣接する県外の宿泊施設に頼ることになった。 埼玉国体では民泊を前面に押し出したが、今回はそういうわけにもいかない。真夏の開催時期は衛生面に不安があることに加え、大谷さんは「民泊だと、どうしても監督、選手の宿が離れてしまう」と説明する。高校総体は教育の一環であることと、高校生アスリートの最大の目標である高校総体で、チームが離れ離れになってしまうことはやはり避けたいからだ。 昨年1月に配宿センターを設置、県旅館組合の協力を得て、施設確保に努めてきた。リストアップした893施設から絞り込んだ利用できるものは、260施設。これにスポーツ研修センターなど公共の宿舎、企業の研修所まで借りたが、賄い切れない。「埼玉に近く、交通アクセスの良い所を探した」と大谷さん。県内まで電車で1時間程度の条件で、東京をはじめ、1都4県(千葉、茨城、群馬、栃木)で計276軒を確保した。 全国各地で現在、予選がピークを迎え続々と出場校が決まっている最中。宿泊センターでは23日から33人体制へ増員し、宿泊申し込みの受け付けから割り振り、通知などが本格化している。 埼玉総体では新たな取り組みとして選手、監督らのほかに、応援の生徒たちも同時に宿泊申し込みを受け付ける。また期間中の来県者は、選手の保護者ら延べ70万人ともいわれ、うち宿泊が見込まれる約4万人の一般来県者向けの応援サポートデスクも設置した。大会公式ホームページから申し込めるようにし、宿舎をあっせん。競技で敗退した選手らが宿泊をキャンセルする「負け帰り」などで空いた部屋を紹介する。 配宿センターの渡辺光太郎所長は「これから神業のような作業が続くが、できるだけ多くの人が埼玉に泊まっていただけるように頑張りたい」と話した。 (2008.06.25付掲載) |
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