彩夏の主役たち

【4】団結力で地元に錦を/地元大会で3冠期待

団結力で地元に錦を 相撲団体 秩父農工科

地元で古豪復活に挑む秩父農工科

 一九八二年を最後に表舞台から遠ざかっていた相撲の秩父農工科は昨年、25年ぶりの高校総体に出場した。

 古豪は六月の学校総体で2位になり、団体で2年連続18度目の切符を獲得。「地元の高校だから、出なくちゃならないと思った」と羽賀潔監督は言う。高校生あこがれの大会は、秩父市内で開催される。

 前回は予選を3戦全敗で敗退したものの、登録メンバー7人のうち6人が残った。主力の5人では、主将の猪野隼人と小池翔、黒沢直也が小鹿野三田川中時代からの仲間だ。エースの小池は「猪野君とは幼稚園のころから一緒で仲がよかった。みんな明るいし、集中力がある」と地元っ子たちの団結は強い。

 全員が未経験だった昨年と違い、2度目の挑戦では成績にもこだわる。「予選を通過して、決勝トーナメントで一つでも多く勝ちたい」と猪野。ご当地の熱烈な声援を背に、土俵狭しと暴れ回れ。

3年連続勝負の夏へ バスケットボール女子 浦和西

過去最高の8強を目指して練習に励む浦和西

 通算43年、浦和西女子バスケットボール部を指導している和田淳一コーチが太鼓判を押す。「今までの中で1番いいチーム」。選手の技術や能力の高さ、練習に取り組む姿勢、闘争心、勝負に対する貪欲(どんよく)さなど、戦う集団としてのトータルな評価だ。

 司令塔の桃木春華、主将でガードの増子友紀、175センチの牧野何日香、シュート力のある石川睦の4人は、1年生の時から起用され、主力に育った。昨年、新チームに切り替わってから県内公式戦はすべて優勝。田嶋武司監督は「勉強との両立を図りながら、バスケットに対する意識も高くなっていった」と、公立進学校が3年連続で高校総体に出場することの意義を語る。

 勝ち進んでいくと、準々決勝で過去15度の優勝を誇る桜花学園(愛知)との対戦が濃厚。「まとまりの良さを見せたい」と主将の増子。伝統の粘り強いディフェンスで過去最高の8強を目指す。

 

(2008.07.16付掲載)

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