彩夏の主役たち

【3】少数精鋭でV目指す/地元大会で3冠期待

少数精鋭でV目指す 卓球女子 川口総合

26年ぶりに1位で出場を果たした川口総合

  川口女時代の一九八二年の学校総体優勝以来、26年ぶりに女子団体を制した川口総合。高校総体出場も改称前から16年ぶりと久々に切符を手にした。1、2年生合わせて4人。団体を組める最低限の人数で高校総体の頂点に挑戦する。

 卒業生で就任23年目の蓮沼千恵子監督は「技術よりも人間的な教育が大事」という信念の下に選手を育成。学校総体優勝に貢献した1年生の亀崎絢は「不振が続き、逃げ出したかった。だけどぎりぎりの人数だし、責任を持ってやるしかない」。指揮官の思いはきっちりと選手に浸透している。

 卓球台の傍らに「インターハイ優勝」「性格を直す」など選手一人一人が目標を書いた用紙を置き、練習以外でも繰り返し見るようにしている。主将の松田亜由美は「卓球だけに集中しないと」と力を込める。「卓球が好き」と口をそろえる少数精鋭が、夢舞台で花開く日は近い。

地元大会で3冠期待 バドミントン 埼玉栄和田周

団体を引っ張る主将としても期待が大きい和田周

 「今大会、埼玉バドミントン界の目玉」と加藤勝総監督をうならせるのは、三月の全国高校選抜大会で個人、団体の2冠に輝いた埼玉栄の和 田周。蕨出身で、小学1年生から競技を始め、6年生で 初めて全国の頂点に立った。埼玉で着々と培った技と精 神力で、地元への恩返しを誓う。

 「何がいいんですかね。何も考えず夢中でやってるんで」と、はにかみながら自己分析する。スマッシュの初速は世界レベルで350?にもなる競技。瞬発力と力強さが求められる中、体のバランスは抜群で、「ここ一番で勝負強い」と、安定感は周囲の誰もが太鼓判を押す。団体を除き5度の日本一も納得だ。

 「いかに緊張を持続できるかが勝負。練習でできないことは試合ではできない」と、本番に照準を合わせる。ダブルスも含め3冠に水を向けると、「そんなに甘いもんじゃないです」ときっぱり。隙のない姿勢が、期待を膨らませてくれる。

 

(2008.07.15付掲載)

ニュースの詳細は埼玉新聞でどうぞ。
購読申し込みはフリーダイヤル 0120-633-888 またはこちら
saitama-np.co.jpの記事・写真の無断転載を禁じます。
日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright © The Saitama Shimbun