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| 選手と試合を観戦する伊藤博義監督(右)=5日、川越運動公園総合体育館 |
4日に行われたバレーボール女子の2回戦で敗退した市川越。指揮をした伊藤博義監督(64)は同校を強豪チームに育て上げ、2005年に定年退職。その後、コーチを務めていたが、埼玉総体限定で監督に復帰。負けはしたが、伊藤監督は「良くやった」と選手の奮闘をねぎらった。
今大会の会場は川越市。「川越といえば伊藤監督」と周囲の後押しで監督に立った。伊藤監督は、1968年に前身の川越商に赴任。74年から女子監督になった。当時の女子はゆったりとした動きが持ち味。そこに男子バレーのスライディングでのレシーブなどのスピードを取り入れた。76年に全国高校選抜大会に初出場し、常勝チームの礎を築いた。
監督、コーチ計34年目で高校総体出場は29回。最高成績は準優勝、全国高校選抜大会は3位、監督を務めた国体では優勝も経験した。U―17(17歳以下)日本代表でも監督、コーチで世界選手権で2度頂点に。教え子の塩原真紀大宮高教諭は「厳しい練習のおかげで、少々のことでは動じなくなった」と振り返る。米山沙織主将も「先生がいると心強い」と信頼を寄せる。
09年3月で非常勤講師の任期が切れる。それ以降は未定だが、「なんらかの形でチームをサポートしたい」と伊藤監督。後を受ける小峰一磨教諭は「伝統の粘りのバレーを残していきたい」と話した。
(2008.08.06)
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