2019年10月6日(日)

<高校野球>西武台、川口市立に7―1 23年ぶり4度目の関東大会出場 6日、初V懸け徳栄と決勝

川口市立―西武台 4回表西武台1死三塁、横江がスクイズを決めて勝ち越し。捕手西沢

 (5日・県営大宮)

 秋季県大会は準決勝を実施し、花咲徳栄と西武台がそれぞれ勝って、決勝に進出するとともに来春の選抜大会出場への最終関門となる関東大会(19〜21、26、27日・群馬)の出場権を獲得した。関東大会出場は花咲徳栄が2年ぶり13度目、西武台は23年ぶり4度目となる。

 花咲徳栄は浦和学院を延長十回、2―1で下した。0―1の九回に栗島の中犠飛で追い付くと、十回にも1死満塁から井上の右犠飛で決勝点を奪った。西武台は33年ぶりの関東出場を狙った川口市立を7―1で圧倒。1点を追う四回に松木のソロと横江のスクイズで逆転し、その後も加点した。

 決勝は6日、県営大宮で午前10時にプレーボール。花咲徳栄が2年ぶり6度目、西武台は初優勝を懸けて対戦する。

■西武台、中盤以降に流れつかむ

 中盤以降に流れをつかんだ西武台が、13安打7得点で快勝した。

 0―1の四回に松木が右中間へ同点ソロ本塁打を放つと、なおも1死三塁から横江がスクイズを決めて勝ち越しに成功。七回には深田、山田の適時打などで4点を奪って突き放し、八回にも庄司の中前適時打で加点した。敵失で先制した川口市立は、西武台の増田に3安打と抑え込まれた。

■23年ぶりに関東大会の切符/西武台

 エース左腕増田が川口市立打線を3安打1失点に抑えれば、打線は13安打で7得点を奪い快勝。西武台が投打で持ち味を前面に発揮し、23年ぶりの関東切符を手にした。中でも福喜多監督は「効率良く攻められた」と攻撃面を勝因に挙げた。

 0―1の四回だった。先頭は松木。試合前に監督から「県内で誇れる4番だから自信を持て」と背中を押された強打者が目覚めた。「強く振ることを意識した」。2球目の真ん中高めの直球を芯に捉えると、右中間席の後方の壁に直撃する超特大のソロで同点とした。

 大技の次は小技だ。5番山田の二塁打と伊沢の犠打で1死三塁とし、打席は横江。つなぐ打撃を心掛け、甘い球を待ち続けていたが4球目、送られたのはスクイズのサインだった。「絶対に決めてやる」。直球をバットに当て投前へ。三塁走者山田が生還し、逆転に成功した。

 四回の攻撃に自信を持った選手たちは七回の攻撃に入る前に、指揮官から「思い切って打ってこい」と背中を押されると、この回3安打で4点を追加し、勝利を決定づけた。

 23年ぶりに関東大会の切符を手にして歴史をつくったチーム。決勝の相手は5年連続で夏の甲子園に出場している強豪・花咲徳栄だ。強打者の松木は「投手をより楽にさせるため、がむしゃらに戦いたい」と胸を高鳴らせている。

購読申し込み 携帯サイト