2019年7月17日(水)

<高校野球>熊谷商・エース関口、4安打完封 1点を守り切る好投、変幻自在の投球を披露/熊谷商

入間向陽―熊谷商 4安打完封した熊谷商のエース関口=熊谷公園

 熊谷商の関口が4安打完封。七回に草野、岡村の安打で好機を築き、捕逸で挙げた1点を守り切った。入間向陽はあと一本が出なかった。

■変化球を有効に

 変幻自在の投球を披露した熊谷商のエース関口が、入間向陽を4安打完封した。捕逸でしぶとく挙げた1点を守り切る好投にも、「変化球を有効に使い、打たせて取れた」と涼しげだった。

 降雨の影響で開始が2時間半以上遅れたが、最後まで集中を切らさなかった。中盤までは直球主体に押し、計9三振のうち六回までに8個を奪取。終盤にはバスターでしぶとく食らい付く入間向陽打線に対し、外のスライダーを有効に使った。「六回以降から真っすぐを見切られていたと感じた」と、柔軟に対応する器用さも備える。

 中学校までは捕手で、配球も理解しながら投球している。この日は「チェンジアップで泳がせて、内角の直球で詰まらせた」。バックの守備も無失策でエースの好投に応え、3併殺を完成させて流れ渡さなかった。

 負けられない地元・熊谷公園での初戦を接戦で勝ち切った。新井監督も「制球を意識して、丁寧に投げてくれた」と目を細める。本来は豪快な打棒を自慢とする熊谷商に、頼もしい背番号1の存在が光った。

購読申し込み 携帯サイト