2019年7月7日(日)

<所沢中2死亡>同じ部活、一緒に帰ることも 仲良い2人に何が…同級生らショック「けんか見たことない」

中学2年の男子生徒が刺された現場で現場検証を行う捜査員=6日午前、所沢市久米

 所沢市で市立中2年の男子生徒(13)が刃物で刺されて死亡し、殺人未遂容疑で同級生の少年(14)が逮捕された事件。「同じ部活動に所属し、仲が良かった」。中学の同級生らは事件に衝撃を隠さない。市教委は会見し「大きなトラブルは聞いていない」と説明した。2人の間に何があったのか。

■住民ら驚き、不安「信じられない」「来年通う中学、怖い」

 現場は所沢市の住宅街。近くには小中学校が立ち並び、小中学生や家族連れの姿が多く見られた。閑静な住宅街で起こった事件に住民らは驚き、不安そうに現場を見つめていた。

 現場近くに住む40代の主婦は、5日夕方5時ごろ、消防車やヘリコプターが現場方面に向かっていくのを見たという。「ニュースで中学生と聞いて衝撃。何があったんだろう」と事件に胸を痛めていた。

 近隣の80代無職女性はテレビを見て事件を知った。「まさかこんな近くで起きているなんて」と静かな住宅街で起こった事件に驚いた様子だった。

 少年らと同級生の女子生徒(13)は「2人は卓球部に所属していて、一緒に帰っていることもあった」と話す。休み時間には仲の良い生徒数人で集まって明るく話していたといい、「けんかしているところや怒っているような姿は見たことがない。仲が良く、事件になってしまうような関係性には見えなかった」とショックを隠し切れない様子だった。

 死亡した男子生徒を知る小学6年の女子児童は「小学生のころから元気に校庭で遊んでいる活発なイメージ」だったという。中学に上がってからも、近所で友人と遊んでいる姿を見掛け、「誰とでも仲が良いお兄ちゃんという感じだった」と話した。

 近隣に住む女性(43)は亡くなった男子生徒を児童館でよく見掛けたという。「会うといつもあいさつしてくれる子だった。数日前に自宅近くで見掛けた時もあいさつをしてくれた。いまだに信じられない」と話していた。

 近くに住む小学6年の女子児童は「来年通う中学でこんな事件が起きるなんて怖い」と不安そうだった。

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