2019年6月13日(木)

<北関東高校陸上>14日開幕 活躍期待の県勢を探る 男子1500と5000に注目 女子は短距離が熱く

 陸上の北関東高校大会は14日から4日間、茨城県の笠松運動公園陸上競技場で男女計41種目が実施される。各種目の上位6人(女子棒高跳び、三段跳び、ハンマー投げ、男女競歩は4人、男女混成種目は3位までと4〜6位の全国記録上位5人)までが、全国高校総体(8月4〜8日・沖縄)への出場権を獲得する。

 県勢の活躍が期待できそうな種目を中心に、見どころを探った。

■男子は唐沢(花咲徳栄)、白鳥(埼玉栄)に注目

 注目したいのが1500、5000メートルの唐沢拓海(花咲徳栄)と白鳥哲汰(埼玉栄)。県予選では1日目の1500メートルで白鳥が32年ぶりに大会記録を更新すれば、3日目の5000メートルでは唐沢がこちらも32年ぶりの大会新でやり返した。互いに目指すのは今大会2冠。秋の駅伝シーズンを占う意味でも楽しみだ。

 投てき種目ではハンマー投げの岡田大輝(進修館)が有望株。持ち記録からみて初優勝は濃厚で、自分との戦いになる。フォームが固まってきただけに60メートルの壁を越え、62〜63メートルに期待したい。

 短距離では県予選の100メートルで追い風参考ながらも10秒40をマークした設楽王我(西武文理)が100、200メートルの2冠に挑む。400メートルの地主直央(川越東)と800メートルの飯浜友太郎(立教新座)はともに県予選で大会記録を塗り替え圧勝。さらなる好時計を狙う。

 八種競技の金子柊也(昌平)も優勝は確実。5400点をマークし、総体に弾みをつけたい。得点率の高い100、400メートルの出来が鍵になる。400メートル障害は森誠也(大宮東)と金井嘉哉(昌平)の対決か。

 このほか、5000メートル競歩の小林響平(坂戸西)、走り高跳びの倉林雄大(本庄第一)、走り幅跳びの浦部拓磨(川口市立)、三段跳びの根岸拓未(不動岡)も有力。

■女子は宮武(大宮東)再び2冠視野

 短距離が熱い。中心は宮武アビーダラリー(大宮東)。県予選では100、200メートルを制覇。特に200メートルは向かい風2・0メートルの悪条件の中、24秒54で走った。

 持ち味の中盤以降の爆発力に磨きがかかり、今大会も2冠を視界に捉える。強敵は昨年の100、200メートル2冠の鈴木一葉(埼玉栄)。痛めていたアキレス腱(けん)の具合も良くなり、スタートからの加速が決まれば、見応えのある勝負になる。

 三段跳びの鴨下若菜(武南)も注目選手。県予選は12メートル14だったが、状態は上向きで12メートル47をマークした4月の南部予選の感覚に近づければ、好記録も期待できる。400メートルは昨年準優勝の吉中日向子(和光国際)に注目。磨いた前半のスピードと武器の後半の粘りで頂点を目指す。大野瑞奈(埼玉栄)ら、県勢がライバルになりそうだ。

 走り幅跳びの2年生梅宮悠(埼玉栄)は、昨年の高校総体3位の実力者。助走のスピードと踏み切りの感覚が合ってきて、大跳躍に期待がかかる。走り高跳びの1年生岡野弥幸(埼玉栄)は天性のバネを備えた逸材。

 5000メートル競歩の藤井菜美(所沢西)のほか、棒高跳びの絹村莉子(羽生一)と砲丸投げの相沢希実(西武台)の両2年生も栄冠に近い。リレーは埼玉栄が400、1600メートルの2種目制覇が確実。

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