2019年4月25日(木)

乳がん乗り越えボディフィットネス世界一に 日本人女性で初 浦和駒場体育館員の女性、さいたま市長に報告

優勝トロフィーと記念ジャンパーを清水市長に披露する秋山さん=22日、さいたま市役所

 ボディフィットネスの世界大会「第13回アーノルド・クラシック・アマチュア選手権」で日本人女性初の優勝に輝いた、さいたま市浦和区の浦和駒場体育館館員、秋山千香子さん(46)が22日、同市の清水勇人市長を表敬訪問して世界一を報告した。

 今年3月に米国オハイオ州で行われた大会は、国際ボディビル・フィットネス連盟が主催する世界で最も権威あるアマチュアコンテスト。世界80カ国以上から800人以上の競技者が集まった。

 秋山さんは2017、18年と続けて4位入賞だったが、今年の大会では悲願の初優勝を果たした。

 清水市長から「優勝できる自信はありましたか」と聞かれると、「身長145センチと競技者の中でも小さい方だったが、自信を持って堂々とステージに立つよう心掛けた」と笑顔。「体づくりは自分との戦い。トレーニングをやればやるだけ、筋肉として形に表れる。そこが一番の喜び」とやりがいを話した。

 また「アマチュアスポーツなので休みの調整など、職場の理解があって大変助かった。体育館利用者からの応援も大きな励みになった」と話した。

 秋山さんは07年に乳がんが発覚し、09年に右胸の全摘出手術を行った。病を乗り越えてつかんだ栄冠。「がんなど、病で苦しんでいる人たちの力になれるよう、これからも自分を磨いていきたい」と力強く話した。

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