埼玉新聞

 

金も保険もない…外国人対象、川口で検診・相談会 難民申請中で困窮、支援者ら「フォローする制度を」

  • 診察を待つ外国人たち=1月27日、川口市木曽路の埼玉協同病院

 川口市の埼玉協同病院で先月、NPO法人「北関東医療相談会(アミーゴス)」(代表・後藤裕一郎医師)による、外国人など生活困窮者対象の医療検診・相談会が行われた。訪れた外国人は71人(男性37人、女性34人)で、大半は難民申請中に入国管理局の収容施設から一時的に拘束を解かれた「仮放免」になっている人たち。仮放免者は就労が禁止され経済的に困窮し、医療保険もない。支援者らは「フォローする制度が必要だ」と訴えている。

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