2019年1月19日(土)

都道府県対抗男子駅伝、埼玉チームの見どころ エース設楽悠が欠場、連覇への必須条件は 20日号砲

2連覇へ気合が入る埼玉チーム

 第24回全国都道府県対抗男子駅伝は20日、広島市の平和記念公園前発着コース(7区間48キロ)で都道府県47チームが参加して開催される。昨年3年ぶり2度目の栄冠に輝き、連覇を狙う埼玉は設楽悠(武蔵越生高―東洋大出、ホンダ)が欠場するものの、北村監督(武蔵越生高)は「チャンピオンチームとして2連覇を果たしたい。それだけの戦力はそろっている」と、チーム力で目標を達成するつもりだ。

 正直、マラソン前日本記録保持者で、前回も逆転で優勝テープを切った設楽悠が走れないのは痛い。今回もアンカーを担う予定だったが、昨年末に高熱を出した影響で元日の全日本実業団対抗駅伝を回避。体調が十分に回復せず、欠場が決まった。戦力ダウンは否めない中、絶対的エースの穴は、埼玉の武器でもある総合力と駅伝力で埋める。

 連覇への必須条件は先手必勝。そういう面で、白鳥(埼玉栄高)は1区に最適で安心感がある。昨年12月の全国高校駅伝の1区では2年生ながら区間賞を獲得。「リズムに乗って、最低でも先頭集団でたすきを渡す」と決意するように、冷静な走りで武器のラストスパートをさく裂させたい。

 流れを引き継ぐ2区久保田(小川東中)は全国中学駅伝1区3位と伸び盛りの2年生。ロードと駅伝に強いタイプだ。前回も3区を任された牟田(西武文理高出、日立物流)は、バネのある走りが特長のスピードランナー。この辺までに首位に立てれば理想的だろう。

 4〜6区は流れを維持する。久保田(聖望学園高)は経験値は低いが、未知の魅力を秘める2年生。8・5キロの高校生最長区間を担う川田(武蔵越生高)は前半から押していける豊富なスタミナが売りで1年次には全国高校駅伝を走った。2年生小山(蓮田平野中)はジュニアオリンピックB1500メートルで7位に入賞した実力者。ラストの切れ味を生かしたい。

 設楽悠の代役となる最終区は、同じホンダの田口が担う。東洋大時代は箱根駅伝で1区のスペシャリストとして名をはせた。先頭でたすきをもらえれば、守り切れるだけの勝負強さを備える。

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