2018年12月23日(日)

就寝中に助け呼ぶ声、恐る恐る外に出たら…用水路に倒れている男性発見 夫婦が救助、羽生署が感謝状

神丸憲司署長(左)から感謝状を贈られた細井博明さんと妻隆代さん(県警提供)

 用水路内に倒れていた男性の人命救助に貢献したとして、羽生署は19日、羽生市の公務員細井博明さん(63)と妻隆代さん(61)に感謝状を贈った。

 同署によると、19日午前5時ごろ、自宅で就寝中だった細井さん夫妻は助けを呼ぶような人の声を聞いた。家族ではないことを確認してから外に出たところ、自宅北側の用水路内で倒れている加須市の無職男性(68)を発見した。

 用水路は幅約3メートル、深さ約3メートルで、水深約50センチ。細井さん夫妻ははしごを用意して男性を引き上げようとしたものの、男性の力が弱っていたため断念。すぐに119番し、自宅から毛布を持参して男性にかけた。

 男性は消防隊に救助され、市内の病院に搬送。低体温症と診断され、頭部を4針縫う傷を負ったものの、命に別条はないという。何らかの原因で用水路に転落し、上がれなくなったとみられる。

 隆代さんは「恐る恐る外に出たら人の声で、様子を見て驚いた。命が助かってよかった」。博明さんは「助け出そうとしたが用水が深くて上がらなかった。ハラハラした」と振り返った。

 神丸憲司署長は「夫婦連係して注意深く対応し、毛布で体を温めるなどしてくれたおかげで助かった」と感謝の言葉を述べた。

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