2018年12月3日(月)

ゆるキャラGP優勝のカパル、志木市民まつりに参加 地元市民らにV報告、カパラーも全国から集まる

集まったご当地キャラたちが見守る前で香川武文市長(右)から特別住民票の交付を受ける「カパル」=2日、志木市民会館

 全国のゆるキャラの頂点を決める「ゆるキャラグランプリ(GP)2018」で、88万9346票を獲得し、県内初のグランプリに輝いた公益財団法人「志木市文化スポーツ振興公社」のマスコットキャラクターで、志木市の広報大使を務める「カパル」が2日、同市本町の市民会館などで開催された「第11回志木市民まつり」のイベントに参加。全国から集まった30体のご当地キャラとパフォーマンスを披露し、市民やファンらに優勝を報告した。

 カパルがグランプリ獲得後、地元の市民らに凱旋(がいせん)報告したのは初めて。

 この日、会場では志木市民まつりのイベント「ご当地キャラ大集合」が開かれ、カパルをはじめ深谷市の「ふっかちゃん」や栃木県佐野市の「さのまる」、高知県須崎市の「しんじょう君」など全国からゆるキャラ計31体が参加。野外ステージなどでそれぞれのパフォーマンスを披露した。

 この中で志木市は「市のPRに貢献した」としてカパルに、カパルの写真やデザインを施した「特別住民票」を交付。カパルが「住民票をもらうと、納税は?」と問うと、住民票を手渡した香川武文市長は「快挙に免じて徴収しません」と即答、会場を沸かせた。

 市は19年1月から、カパルの特別住民票の写しを希望者に無料で配布することを決めている。

 また、カパルは東京都品川区の大崎駅前商店街の「戸越銀次郎」や秋田県の「ニャジロウ」などゆるキャラ6体で編成したご当地キャラクターバンド「GCB47」のメンバーとして、ベースを担当。シンガーソングライターの石田洋介さんをバンドマスターに生演奏を行った。

 カパルは2000年に市内のカッパ伝説をモチーフに同公社が考案、翌年に一般公募で名前を命名。13年には「GCB47」のメンバーとしてCDデビューを果たし、ツイッターなどで人気を集めていた。ゆるキャラGPには12年からエントリーしていたが、昨年の11位が最高だった。

 会場は終始、ゆるキャラファンでごった返し、「カパラー」と呼ばれるカパルファンは全国各地から集まった。

 北海道千歳市から前日に来県した主婦宮川栄子さん(45)は「ツイッターで気軽に返事を書いてくれ、緩い感じがとても好きなんです。GPでは毎年投票していたが、今年は最後の挑戦と聞いていたので、近くの友人らに投票を依頼したことが奏功したのかも」と喜んでいた。

購読申し込み 携帯サイト