2018年11月30日(金)

セクハラ認定の元川越市議、被害女性の懲戒処分を要求「精神的苦痛を被った」 議長に辞職なども求める

被害を受け、会見で心境を明かす女性職員=9月14日午後、さいたま市浦和区

 川越市の元市議(69)が、30代の女性職員にセクハラやパワハラをしたと市議会の第三者委員会で認定されたことを受け、元市議は30日、記者会見し、「実名を公表され精神的苦痛を被った」として、女性職員の懲戒処分を要求したと明らかにした。さらに議会内に特別委員会を設置することや、議長の辞職などを求める申入書を小野沢康弘議長に提出した。

 第三者委の報告書について、代理人弁護士は「19エピソードのうち、五つがパワハラ、セクハラと認定されたが、いずれも酒席での発言。(女性が)参加する必要のないもので、録音するために出掛けて行って起こった」などと指摘。「元市議だけの問題ではない。複数の議員がいた。スケープゴートにしての幕引きはダメだ」と話した。

 また、「放言した者のうち元市議だけを問題にするのは変だ」と指摘し、市長に女性職員の懲戒処分を要求。議会に対して、特別委員会を設置し、「今回の経緯を明らかにしてほしい」と要望した上で、議長の対応を批判し、議長職の辞職を求めた。

 元市議は「酒の上の話で(セクハラと)認識していなかった。真摯(しんし)に受け止めている」しながら、「なぜ、私だけなんだ。常々疑問に思っている」とも話した。

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