2018年11月29日(木)

JR東、グルメや名勝を紹介 注目高まる宇都宮・高崎線沿線にスポット、埼玉県内への誘客を促進

JR東日本大宮支社と高崎支社は、宇都宮線と高崎線がセットのキャンペーンを初めて実施する。写真は高崎線の吹上〜北鴻巣間を走行中のE231系(JR東日本高崎支社提供)

 JR東日本大宮支社と高崎支社は12月1日から、宇都宮線と高崎線の埼玉県内区間の地域にスポットを当て、誘客を促進する企画「あなたの知らない宇都宮線・高崎線in埼玉〜地味だけど滋味深い〜」を行う。県内の主要路線である両線がセットの企画を実施するのは初めて。

 主にJR大宮駅以北にある駅周辺の名勝や名物グルメなどを紹介するパンフレットを発行し、同社の関東圏の駅などで配布するほか、ハイキング企画も実施。両路線の利用増を図りつつ、県内への誘客につなげる。

 宇都宮線と高崎線は、2001年に新宿駅などを経由して横浜方面に直通する湘南新宿ライン、15年には上野駅と東京駅を経由し東海道線と相互直通する上野東京ラインが開業し、利便性が向上した。

 今年9月には両路線を紹介する「JR高崎線・宇都宮線沿線の不思議と謎」(実業之日本社)が発行されるなど、注目が高まっている。

 同社はこれまで、さいたま市や川越市に焦点を当てた企画を実施してきた。今回は宇都宮線と高崎線に注目が集まっている点などを好機と捉え、県内の主要路線である両路線沿線の魅力をPRし、両路線利用による県内への誘客につなげようと企画した。

 キャンペーンでは、両路線の沿線の魅力あふれるスポットを紹介するパンフレット「小さな旅」を発行し、関東一円のJR各駅で配布する。

 誌面では「麺」「社会科見学」「歴史」「知られざる名店」「自慢菓子」「おみやげ」の7分野で構成。川幅うどん(鴻巣市)、清龍酒造(蓮田市)、鷲宮神社(久喜市)、五家宝(熊谷市)、角打ち酒屋の隣(さいたま市大宮区)など、30以上の施設や名産品を紹介している。

 具体的な誘客に向けて、スタンプBINGOラリーを行う。パンフレットに掲載がある一部施設にスタンプを設置。スタンプを集めると、県ブランド米「彩のきずな2キロ」や「県名産品(3千円相当)」が抽選で当たる。

 散策企画「駅からハイキング」も実施。本庄、栗橋、桶川など6駅を基点にしたコースを設定し、散策してもらいながら、沿線地域の文化や歴史に触れてもらったり、グルメを楽しんでもらう。

 大宮支社は「宇都宮線と高崎線は通勤・通学で利用する印象が強い。ただ沿線には魅力ある施設やグルメもある。企画を通じて行楽・散策での利用の需要も掘り起こしたい」としている。

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