2018年11月19日(月)

カパル日本一 地元志木で改めて驚きと喜び 取材に追われたカパル担当者、勝因語る「組織票よりも…」

上田清司知事(右)に似顔絵を贈り、応援を依頼した志木市広報大使の「カパル」と香川武文市長=10月4日、県庁知事室

 「まさか。取れるとは思わなかった」「てっぺんが獲れて本当にうれしい」―。全国のゆるキャラの頂点を決める「ゆるキャラグランプリ(GP)」で、公益財団法人「志木市文化スポーツ振興公社」のマスコットキャラクターで、市の広報大使に委嘱されている「カパル」が88万9346票でグランプリを獲得したことを受けて、同公社や市など、地元の志木市では19日、埼玉県内初の快挙に改めて驚きと喜びの声が上がった。

 カパルは2000年に市内のカッパ伝説をモチーフに同公社が考案、翌年に一般公募でネーミング。同GPには12年からエントリーしているが、昨年の11位が最高だった。この日、マスコミの取材に追われた同公社の担当者は「まさか、という気持ちの方が大きい」と驚きを隠さない。

 勝因については「組織票よりファンや市民がスタートから熱心に応援してもらった。全国で交流を図ってきた深谷市などの各ゆるキャラの応援団も応援してくれたほか、東大阪市で開かれた決選投票で多くのファンが会場に足を運んでくれたことが大きかった」と分析した。

 香川武文市長も正式なコメントを発表。「皆さまのおかげで、快挙を果たすことができました。本当にありがとうございました」と謝辞を述べるとともに、「組織も資金もないカパルの優勝は駅頭での活動など草の根のごとく応援団が地道に支援の輪を広げたたまもの」と市民の正攻法の活動をたたえた。

 その上で「この優勝を機にカパルと手を携え市の魅力を発信し、にぎわいを創っていきたい」と今後の抱負を語った。

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