2018年11月19日(月)

<高校駅伝>女子・昌平が地区代表に、2年連続で全国へ 女子・埼玉栄は9位 男子・埼玉栄は準優勝

女子 2年連続で都大路の切符を手にした昌平の4区鈴木(左)からアンカー金田へたすきが渡る
男子 準優勝した埼玉栄のアンカー西田がゴールする

 男子第71回、女子第27回関東高校駅伝は18日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場および周辺の特設コース(男子=7区間42・195キロ、女子=5区間21・0975キロ)で関東1都7県の予選を勝ち抜いた男女各48校が参加して行われ、女子の昌平(中根、小松、四元、鈴木、金田)が1時間10分48秒で6位入賞。

 女子は今年の全国大会(12月23日・京都)が第30回記念大会となるため、北関東4県(埼玉、群馬、栃木、茨城)の各予選優勝校を除いてトップになった昌平が、同地区代表として全国切符を獲得した。昌平の全国大会出場は、2年連続2度目。

 2連覇を目指した男子の県予選覇者、埼玉栄は2時間5分26秒で2位。女子の県予選を制した埼玉栄は、1時間11分21秒で9位だった。

■平常心で本領発揮/女子・昌平

 本来の力を発揮した昌平が県予選から1分以上タイムを縮め、1時間10分48秒で6位入賞。北関東枠で都大路の出場権を獲得し、浅賀監督は「やっと次の目標をかなえるためのスタートに立った」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

 1区中根が20分0秒と好記録の10位で2区へつなぐと、小松が8位へ浮上。

 3区の1年生四元が、ライバル高崎健康福祉大高崎(群馬)との差を38秒から22秒に縮め、4区鈴木が得意の上り坂で距離を詰めて残り1キロで埼玉栄を逆転すると、「絶対にできると信じていた。次は健大高崎」と6秒差に迫ってアンカーへたすきリレー。

 主将の金田が健大高崎を500メートル付近で抜き去り、「県での悔しさを晴らせて良かった」と達成感にあふれていた。

 トラックの持ちタイムは1位にもかかわらず2位に終わった県予選の反省から、平常心をスローガンに100パーセントの力を出すことだけを考えてきた。

 大森総監督は「1区と5区を県から入れ替えただけで2週間でこれだけ変わる。でも、まだトラックのタイムは生かし切れていない。あと1カ月の課題」と喜びもつかの間、全国へと目を向けた。

■全国でリベンジ/女子の埼玉栄

 県予選後から不調を訴えていたメンバーの大事を取ってオーダーを大幅に変更した女子の埼玉栄は9位だった。

 1区の主将山賀が目標の19分台をマークし、2区に良い流れでつないだ。蟹江が9位から7位に、3区中村が区間賞の走りで6位に押し上げたものの、4区舟根で昌平に逆転され、5区清水も挽回できなかった。

 山賀は「昌平にもっと差をつくって2区に渡したかった。全国では比べものにならないくらい差をつけて勝ちたい」とリベンジを誓った。

■負けで気が引き締まれば/男子・埼玉栄

 男子の埼玉栄は最終7区で逆転を許し、2連覇を逃した。神山監督は「勝てたと思う。ここでの負けで気が引き締まれば良いが、つらいところに身を置ける集団にならないと全国で通用しない」と厳しかった。

 1区白鳥が2位と13秒差のトップで戻ると、2区脇坂、3区宮坂がリードを広げた。だが4区佐藤で八千代松陰に迫られると、5区田中が粘ったものの中継所の直前でかわされほぼ同着の2位。

 6区久保田が区間賞の走りで再び先頭に立ったが、アンカー西田が序盤でトップを譲ると残り600メートルでさらに離されてしまった。西田は「もう少し冷静にいけばよかった。悔しさは次につながると思いたい」と言葉少なに語った。

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