2018年11月13日(火)

具がたっぷり熊谷うどん、肉ネギとカレーの2枚看板で初GP うどんサミット、2日間で12万人が来場

熊谷うどんのブース前で、グランプリのトロフィーを掲げて喜ぶ田野隆広さん(左)=11日午後、熊谷市上川上の熊谷スポーツ文化公園

 熊谷市上川上の熊谷スポーツ文化公園で開かれた「第8回全国ご当地うどんサミットin熊谷」(同実行委員会主催)は最終日の11日、人気投票の結果が発表され、地元の「熊谷うどん」が2944票で初のグランプリを獲得。国産麦の“聖地”の意地を見せた。

 小麦文化の発信を目的に、郷土の味自慢が熱戦を繰り広げた2日間。来場者数は前回を2万人上回る計約12万人だった。

 熊谷開催の2年目を迎えた今回のサミットは、過去最多となる32店舗が出店。来場者は1杯450円のうどんを食べ比べ、気に入った店舗に票を投じた。

 2位は2717票で「北海道純雪うどん」(北海道)、3位は2306票で「炙(あぶ)り牛釜玉」(群馬県)が入賞。特別賞のジョージア大使賞に「熊谷うどん」、アルゼンチン大使賞に「こうのす川幅うどん」(鴻巣市)などが選ばれた。

 熊谷うどんは前回、熊谷産小麦を使った「麺の良さを味わってもらおう」と、シンプルなかけうどんで臨み、僅差の2位だった。今回は具のたっぷり入った「肉ネギうどん」と「カレーうどん」の2枚看板で挑戦。店舗前には長蛇の列ができ、スタッフもフル回転で対応に当たった。

 「2日間、出店してくれた32店舗、熊谷の小麦生産者の皆さんに感謝したい」。熊谷うどんの代表で製麺会社タカヒロフーズ社長の田野隆広さん(51)は表彰式で謙虚に喜びを語り、「これでひと区切り。次回に向けてもっと味を磨き、新しいものを提供したい」と意気込んだ。

 熊谷は小麦生産の礎を築いた麦王(麦翁)こと権田愛三の生誕地。埼玉が誇る小麦文化をアピールするのがサミットの狙いだ。名誉会長の上田清司知事は「埼玉にはいろんなうどんがある。うどん王国・埼玉として県民、県外の皆さんに愛好してもらいたい」と来場者に呼び掛けた。

 実行委員長の松本邦義さん(53)は「前回以上に盛り上がり、国産麦の聖地・熊谷の認知度も向上した。次回は熊谷開催の最終年で、ラグビーワールドカップ(W杯)もある。埼玉のうどんを世界に発信したい」と力を込めた。

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