2018年10月30日(火)

土屋太鳳さんPR「早く乗って秩父に」 西武鉄道、新型特急車両を25年ぶり導入 愛称はラビュー

西武鉄道の新型特急車両「Laview(ラビュー)」で実際に設置する座席に座り、魅力をアピールする女優の土屋太鳳さん=29日午前、東京都内
新型特急ラビューの車両外観(西武鉄道提供)

 西武鉄道は29日、都内で記者会見し、来年3月に投入予定の新型特急車両の形式を「001系」、愛称を「Laview(ラビュー)」にすると発表した。新型特急車両の導入は25年ぶり。池袋線・秩父線で運行中の10000系ニューレッドアローを001系ラビューに置き換え、「ちちぶ号」「むさし号」として運行する。停車駅、特急料金は現行と変わらない。

 ラビューのデザインは建築家の妹島和世さんが「いままでに見たことのない新しい車両」をテーマに、監修した。

 29日の会見で妹島さん、西武鉄道の後藤高志会長、同社のCMに起用されている女優の土屋太鳳さんらが登場し、魅力をアピールした。

■「風景にやわらかく溶け込む」

 西武鉄道が29日発表した新型特急車両「Laview(ラビュー)」は「都市や自然の風景にやわらかく溶け込む」を理念に設計された。同社のCMキャラクターで女優の土屋太鳳さんは、会場に用意された実際の座席を体験し、座り心地や窓の大きさに強く反応。「秩父の自然は力強いし、豊か。大きな窓からパワーがもらえる気がする。早く乗って秩父に行きたい」と笑顔でアピールした。

 デザインを担当した建築家の妹島和世氏は「西武特急は、都市部や住宅地、自然の中を走り、通勤や観光などで幅広い年齢層が利用する。乗客がいろいろな風景の中を移動するという体験全体が、わくわくするものになることを目指した」と説明した。

 ラビューは8両編成で、定員は422席。先頭車両には、前面ガラスに国内初となる曲線半径が1・5メートルの曲面ガラスを採用し、カプセルのような外観になった。客室の窓には縦1・35メートル、横1・58メートルの大型窓ガラスを等間隔で配置し、眺望性を高めた。車体はアルミ製で、沿線風景が映り込むよう、銀色基調のカラーとなっている。

 白色が基調の車内には、黄色で彩られた体を包み込むソファのような形の座席を設置。各席には電源コンセントを配備し、車内では無料Wi―Fiが利用できるようにする。そのほか同社の車両で初めて、女性専用トイレを設ける。

 後藤高志会長(西武ホールディングス社長)は新型特急車両について「(新型車両は)新しい視点でイノベーションに挑戦した成果が出ている。今後の西武グループの成長を象徴するものになる」と期待感を示した。

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