2018年10月15日(月)

アニメ「あの花」の手作りロケットも 龍勢30本、天高く奉納 秩父で龍勢まつり、白煙噴き秋空へ打ち上げ

白煙を噴き出しながら上空へ打ち上がる龍勢=14日午後0時半ごろ、秩父市下吉田の椋神社周辺

 秩父市下吉田の椋神社の例大祭「龍勢祭」が14日、同神社周辺で行われた。今年3月に「秩父吉田の龍勢」として、国重要無形民俗文化財に指定され、約9万3500人(主催者発表)が訪れる中、地元住民らで組織する流派が手作りしたロケット「龍勢」が秋空へ天高く打ち上げられた。

 龍勢祭は400年以上の歴史を誇る。龍勢は松材をくりぬいて火薬を詰めた筒に、矢柄(やがら)と呼ばれる青竹を付けた巨大なロケット花火のような構造。伝統を受け継ぐ製造流派が9月から本格的に作業を始め、秘伝の技法で精魂を込めて製造してきた。

 今年は25の流派が30本の龍勢を奉納。仕掛けや特徴などを紹介する口上の後、高さ約20メートルの打ち上げやぐらから、龍勢が白煙を噴き上空約300メートルまで舞い上がった。

 秩父を舞台にしたアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(あの花)の龍勢も打ち上げられ、会場を大いに盛り上げた。

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