2018年10月7日(日)

この曲は何?かき立てられた「もやもや」を逆手にPR フェスのテーマ曲、JR蓮田駅で発車メロディに

蓮田駅で「雅楽谷の森フェス」をPRするメンバーと「にゃんたぶぅ」

 蓮田市で11月3日に開かれる縄文時代の遺跡をテーマとした「雅楽谷(うたや)の森フェスティバル」(主催・同実行委)に合わせ、JR宇都宮線蓮田駅は市やフェス実行委と連携し5日、駅発車メロディーをフェスのテーマソングに変更した。駅の利用客にはあまりなじみのないオリジナル曲を取り入れることで、興味を持ってもらい、そこからフェスを知ってもらおうという趣向だ。

■「もやもや」逆手に

 フェスは市内にある雅楽谷遺跡、黒浜貝塚など市のシンボルで縄文時代の遺跡をテーマにした催し。今年10回目を迎えるフェスに、蓮田駅が協力。発車ベルにフェスのテーマソングで、男女3人組ユニット「はすだ広報大使にゃんたぶぅ」が歌う「雅楽谷の森〜蓮田のチカラ〜」を採用し、期間限定で流すことになった。

 ところが、メロディーを一瞬聞いただけでは、曲名が浮かばない。実行委の西川貴将委員長は発車メロディーの効果に触れ、「この曲は何だろうと思ったところでフェスを知ってもらえれば」と話す。メロディーを聞いても曲名が分からずにかき立てられた「もやもや」をかき消そうとする心理を逆手に取り、フェスの認知につなげようとの思いだ。

■タネ明かし

 「もやもや」を解消してもらう手段として、駅側は曲の由来を電光掲示板や駅構内のポスターで告知する。

 駅担当者は発車メロディーを通じた地域支援について「駅も地域に溶け込むことが大切。少しでも地元の活性化に寄与できれば」としている。

 フェス当日の11月3日まで流す。にゃんたぶぅは「発車のメロディーに曲が使われることはとてもうれしいこと。蓮田の認知度が少しでも上がり、雅楽谷の森フェスティバルが多くの人々に伝われば」とフェスへの来場を呼び掛けている。

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