2018年9月29日(土)

バンジージャンプ場、秩父で年度内オープン 国内2位の高さ 年間の来場者5万人、売り上げ2億円見込む

バンジージャンプ場が整備されることになった荒川に架かる白川橋=28日午前、秩父市内

 秩父市は28日、同市荒川白久の秩父鉄道三峰口駅周辺で、荒川の渓谷を利用してバンジージャンプなどのアクティビティスポーツが楽しめる体験型観光施設「秩父ジオグラビティパーク」が整備されると発表した。7月に市内で設立した会社「ジオグラビティパーク秩父」が今秋から冬に整備し本年度中のオープンを見込み、約3年かけて段階的に施設全体を整備する。市によると、県内でバンジージャンプ場が整備されるのは初めて。橋から川までの高さは約70メートルで、国内2番目の高さだという。

 市によると、場所は荒川に架かる白川橋周辺の約2万6千平方メートルを使用。市が県から河川の占用許可を受けた後に整備が開始される。総事業費は約1220万円で、市は負担しない。施設全体が完成後、年間で来場者は約5万人、売り上げは約2億円を見込む。

 開業1年目は旧白川橋の橋脚を使用し、ハーネス(安全帯)を付けてつり橋を渡る「スカイウオーク」、設置したプラットフォームから荒川渓谷に時速85キロで落下しながら、130メートルの距離を大きなブランコのようにスイングする「キャニオンスイング」などを整備。2年目は渓谷に張ったケーブルを滑車で滑り降りる「ジップライン」を整備し、バンジージャンプ場は白川橋の耐震化工事完了(2021年度予定)後に整備予定だ。

 2年前に打診を受けたことから、市を中心に県や地元町会、観光協会、商工会、秩父鉄道などで構成される「市三峰口駅周辺荒川利用調整協議会」が今年6月に設立。事業検討が行われ、今月21日に開催された同協議会で、施設運営者として、同社が選定された。同社は国内外でバンジージャンプなどのアクティビティスポーツの運営に携わってきた専門家が所属している。

 久喜邦康市長は「三峰口駅周辺地域の活性化はもとより、秩父の新たな観光拠点として注目されるよう、引き続き積極的に推進していきたい」と話していた。

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