2018年9月19日(水)

「かりあげクン」など月90本以上の4コマ漫画描く植田まさしさん、さいたまで漫画展 11月11日まで

市立漫画会館で始まった「植田まさし」原画展。魅力ある作品の数々を展示している=さいたま市北区盆栽町

 さいたま市北区盆栽町の市立漫画会館で11月11日まで、企画漫画展「植田まさし原画展」が行われている。ほのぼのとした日常やウィットに富んだ作品が多いほか、貴重な連載1回目の原画が展示されるなど、多くの人の関心を呼びそうだ。

 植田さんは1947年5月、東京都世田谷区生まれ。71年に漫画家デビューし、「かりあげクン」など、70歳を越えた現在も月に90本以上の4コマ漫画を描くなど、精力的に活動し、「4コマ漫画の巨匠」と呼ばれている。

 展示は新聞連載の代表作である「コボちゃん」をはじめ、「フリテンくん」「おとぼけ課長」「かりあげクン」の4作品の中から、原画114点を展示。ほのぼのとした日常やウィットに富んだ内容の作品ばかりで、見る人の共感を呼び、物語に引きこむ魅力がある。現在、1万2千回以上連載している「コボちゃん」は貴重な連載第1回の原画も展示されている。

 今回の展示に合わせ、植田さん本人から寄せられたメッセージも展示。イラストの入った特製しおりも配布している。

 同館学芸員の松本裕之さんは「30年以上描き続け、漫画の最前線で活躍し続けている巨匠。起承転結で完結する基本スタイルの中にすごさ、奥深さ、面白さが感じられる。しっかり描き込まれた作品を見てほしい」と来館を呼び掛けている。

 月曜日と9月25日、10月9日は休館(24日、10月8日は開館)。時間は午前9時から午後4時半。入館無料。

 問い合わせは、同館(電話048・663・1541)へ。

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