2018年9月18日(火)

台風や水害の対応力強化へ、消防と警察がさいたまで合同訓練 連携した初動対応や情報収集の流れ確認

警察と消防の連携を確認した合同水難救助訓練=14日午前、さいたま市西区の荒川

 水難事故を想定した消防と警察の合同水難救助訓練が14日、さいたま市西区の荒川左岸治水橋付近で行われ、市消防局西消防署と大宮西警察署の署員らが、有事の際の対応や連携について確認した。

 台風をはじめとした水害が多くなるこの時期に、対応力を高めようと実施した。市消防局警防課によると昨年度の市内の荒川や元荒川などへの水難救助の出場件数は15件あり、本年度に入ってからは9月1日までに7件。救助に際しては消防、警察の連携した初動対応や情報収集が求められている。

 訓練はボートの組み立てや舵の操作、目撃情報を元にボートから救助の目印となる「浮標」を川の中に設置する訓練やボートの誘導、おぼれた人の収容方法などを確認。最後に「荒川で1人が溺れ、もう1人が水没した」と警察に通報があったとの想定で一連の流れを全員が再確認し、訓練を終了した。

 訓練を行った西消防署の橋本力副参事は「実際に水難事故が発生した際には一刻も早く要救助者を助けるため、警察の協力が必要となる。対応力強化のため、有意義な訓練だった」と訓練を総括。

 大宮西署の勝村宰地域課長は「心配される水難事故へ向け、まだ訓練は十分ではない。初めて参加した署員もおり、一連の流れは確認できた。今後も訓練を続けたい」と話した。

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