2018年7月22日(日)

大宮駅に新東西通路 さいたま市、大宮駅周辺の高度化構想固まる バス乗降場など集約、地下空間も活用視野

東西通路のイメージ(大宮駅グランドセントラルステーション化構想の資料から)

 さいたま市は、大宮駅周辺の街づくりと交通基盤整備、駅機能の高度化を三位一体で推進する「大宮駅グランドセントラルステーション(GCS)化構想」を固めた。駅の東西を結ぶ新たな通路を設置して乗り換えの利便向上を図り、駅前広場や交通広場なども整備。東日本の玄関口としてふさわしい都市を目指す。

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 構想では、駅北側に新たな東西通路を設けて駅を中心としたロの字型の歩行者ネットワークを整備。JR、東武線、埼玉新都市交通ニューシャトルの乗り換えを改善し、混雑が激しいホームの拡幅・改良、ホームドアの設置などにも取り組む。

 駅東口には地元住民や商店街のほか、東日本の企業や団体などもPRやイベントを行える2千〜6千平方メートルの交流広場を整備。タクシー乗降場の拡充やバス乗降場の適正配置による集約化を図り、地下空間の活用も視野に入れた交通広場の新設も盛り込んだ。

 今後、構想の実現に向けて関係機関と調整を進めながら、個別の整備計画を策定。2020年度から都市計画決定の手続きに入ることを目指している。

 大宮駅は新幹線を含む12路線が乗り入れる東日本の交通結節点だが、鉄道相互、バスへの乗り換え距離が長い。駅の東西を結ぶ動線も少なく、周辺の道路は交通渋滞が慢性化している。こうした課題を解決し、人・モノ・情報が交流する拠点の確立に向け、検討を進めてきた。

 16年から学識経験者や関係行政機関、鉄道事業者、地元団体などで協議し、今年3月に構想案を策定。4月12日〜5月18日に募集した市民からの意見や改善案を参考に、構想をまとめた。構想は市のホームページでも公開している。

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