2018年5月15日(火)

人気集める三峯神社「白い氣守」頒布休止に…6月1日から渋滞解決まで 苦情相次ぎ「苦渋の決断理解して」

来月から頒布を休止することになった三峯神社の「白い氣守」

 秩父市三峰の三峯神社は15日、毎月1日のみ特別頒布して人気を集める「白い氣守」について、周辺道路で激しい渋滞が発生しているため、6月1日から渋滞の解決策が整うまでの当分の間、頒布を休止すると発表した。関係機関と連携して頒布時間の前倒しなどの対策を講じたが、抜本的な解決はできなかった。

 白い氣守は白地の中央に金糸で「氣」の一文字が織り込まれ、桐の木箱入り。2013年7月から頒布を開始し、同年に元フィギュアスケート選手浅田真央さんの姉舞さんがテレビ番組の取材で同神社を訪れ、「妹の分も」と手にしたことで、広く知られるようになり、人気が広がった。

 一方で、駐車場が満車となり、周辺道路で激しい渋滞も発生しており、課題になっていた。今年4月1日には、渋滞が過去最長となる道の駅あらかわ付近の約25キロまでに延伸。一般のドライバーや地域住民も巻き込まれ、苦情が相次いだ。今月は大型連休中だったことから、頒布日を開始以来初めて11日に変更した。

 同神社によると、15日現在、31日から20年12月31日までの間で、月末や月初めに同神社興雲閣への宿泊予約が確定している人には白い氣守を頒布するという。

 同神社は「このままではさらなる混乱を招きかねないことから、やむを得ず白い氣守の頒布を休止することにした。次回以降の頒布を心待ちにしていた人や、これまで長時間待って白い氣守を受けた人には心よりおわび申し上げるとともに、この苦渋の決断をどうかご理解いただきたい」と話していた。

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