2018年5月1日(火)

こいのぼり350匹、武将・木曽義仲の遺児しのび泳ぐ 狭山・入間川河川敷、家庭で眠るこいのぼり掲揚

川面を吹き抜ける風に、はためくこいのぼり=30日、狭山市の入間川左岸

 狭山市の入間川河川敷で約350匹のこいのぼりが、川面を吹き抜ける春風を受け、悠然と泳いでいる。11歳の若さで同地で絶命したとされる源義高をしのび、5日の子どもの日まで設置している。

 義高は武将木曽義仲の子で敵対していた源頼朝の人質となり、鎌倉に捕らわれた。義仲が討たれ、立場が危うくなると鎌倉から義仲の父義賢の居館だった大蔵館(嵐山町)へと逃れる途中、追っ手に捕まり、入間河原で1184年、斬首されたと伝えられる。

 こいのぼりがはためくのは、入間川に架かる新富士見橋から昭代橋の左岸。市民有志でつくる実行委員会が家庭で眠るこいのぼりを預かり、2014年から義高を弔い、狭山に育つ子どもの健康を願って掲揚してきた。

 大型連休の30日、3歳の長男を連れ、東京都中野区から訪れた石井協子さん(33)は「こいのぼりの数にこの子も大喜び。息子と過ごせる休日は貴重な時間」と話していた。

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