2018年4月26日(木)

ネットとラジオ、県の魅力発信 アウモとNACK5、協業で埼玉紹介 県や市町村との連携も視野

「埼玉愛をもっと押し出す番組にしていきたい」と思いを語るアウモの中村陽祐社長(手前)とFM NACK5編成制作部の都丸征紀課長(写真奥)

 FM NACK5(さいたま市大宮区、益子弘社長)はソーシャルメディア大手のグリー(東京都港区、田中良和社長)の子会社アウモと協業し、インターネットやラジオを通じた埼玉県の魅力発信への取り組みを行っている。

 おでかけメディア「aumo(アウモ)」との共同制作番組『FANTASY RADIO』(毎週金曜26時から)内の『いんすたっ!ふぁんたまっ!』では、パーソナリティの春日萌花さんが、埼玉県の地域インフルエンサーとともに、県内の「インスタ映え」スポットを紹介。

 撮影した写真は番組公式インスタグラムや同サイトの特集ページで掲載している。

 同取り組みは、ラジオを通じたアプリ利用を促し、新市場開拓を図るアウモ側と、SNSとの連携強化で、ラジオとの接点が薄かったリスナー層の獲得を目指すNACK5側の思いが一致し実現した。

 その橋渡し役が「インスタグラマー」の存在。番組では、今年1月から2018ミス・ユニバース埼玉グランプリの岡嶋彩さんを起用。埼玉愛をもっと押し出す番組として、新規ユーザーの拡大を狙う。

 アウモの中村陽祐社長は、自身も3カ月間番組に出演し、出身地である春日部市の知られざるスポットや、出身校の早大本庄への訪問、埼玉のB級グルメなどさまざまな情報を発信してきた。

 「反響がすぐ伝わってくるのが魅力。たとえば都道府県魅力度ランキングで埼玉県が栃木県、茨城県に負けたというトークをした時、リスナーがすぐ反応して、ツイッターのトレンドランキングで上位になった。SNSとラジオは相性のいいメディア」と手応えを感じている。

 NACK5編成制作部の都丸征紀課長は、「ロケ先でのエピソードなど、ストーリーを盛り込むことで、親近感を生み出し、より魅力的に情報が伝えられる」とラジオの強みを活かした発信を意識する。

 今後はユーザーの相互誘導の強化と、県や市町村との連携を視野に入れる。中村社長は、「情報発信があまり得意ではない事業者を拡大することで、地域活性化に貢献していきたい。この取り組みを『埼玉県民の、埼玉県民による、埼玉県民のための取組』にしていければ」と期待を寄せた。

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