2018年4月11日(水)

苦戦中の大塚家具、創業地・春日部から撤退した理由は 次はさいたま中心に出店検討、越谷など県東も視野か

5月27日に閉店する春日部市の大塚家具「春日部ショールーム」=10日午前、春日部市

 創業地、春日部市のショールームを5月27日に閉店すると発表した大塚家具は10日、埼玉新聞の取材に「店舗網再編の一環。建物の老朽化も課題だった」と撤退の理由を説明した。店舗周辺で進む春日部駅高架化事業や駅西口再開発との関連性については否定。次の県内の出店は、さいたま市を中心に物件を探しているとしつつ、県東部への再出店は否定しなかった。

 同社は17年12月期の単独決算で、通期では2期連続の最終赤字になるなど苦戦中。特に郊外大型店での販売が低迷し、店舗撤退や小型化を進めている。春日部店の売上については、「健闘していた」というが、近隣のニトリなど競合店の影響は否定しなかった。

 店舗の土地が区域に入る再開発事業や駅高架化事業については、「計画があることは承知している」とした上で、「関連性はない」と説明した。

 店舗網再編に関連し、県内の次の出店地については、さいたま市を中心に県南部で検討しているとして、「県内外から集客が期待できる地域で、物件を探している」と説明した。県東部については、「越谷市では若い世代の定住が増えるなど、成長するエリア」として、出店地域としての可能性に含みを持たせた。

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