2018年4月7日(土)

加藤綾子アナ、県庁で交通安全宣言 県内では人身事故数は減少も死者数は増加 浦和駅前でも安全呼び掛け

市民に交通安全を呼び掛ける加藤綾子さん(左)=6日午後3時半ごろ、さいたま市浦和区のJR浦和駅西口

 春の全国交通安全運動がスタートした6日、さいたま市浦和区の県庁で出発式が行われ、一日交通安全メッセンジャーを務めたフリーアナウンサーの加藤綾子さんが「安全で安心なまちは私たちの心からの願いです」と交通安全宣言を行った。

 委嘱式では、県警の遊馬宏志交通部長が加藤さんに委嘱状を手渡し、「県内は人身事故の減少が死者数の減少に結び付かない深刻な事態。県や市町村、関係機関との連携を強固にし、この惨状に歯止めをかけなければなりません」とあいさつ。加藤さんが「交通ルールを守る思いやりの心、譲り合いの気持ちを持ち、交通事故に遭わない起こさないことを誓います」と宣言すると、白バイなど約20台が勢いよく出発した。

 式典後は、警察官や関係団体がJR浦和駅で通行人に反射材などの啓発品を配布。加藤さんは警察車両の上から、「道路を横断する際には安全確認してから渡りましょう」などとマイクを使って市民に交通安全を呼び掛けた。

 県内の交通事故死者数は5日現在、前年同期比6人増の56人。人身事故件数は減少している一方で、死者数は増加傾向にある。特に死者の約半数を65歳以上が占めるなど高齢者の被害が目立っている。

 安全運動で県警は「子どもと高齢者の歩行中の交通事故防止」を重点的に取り組み、主要幹線道路での警戒や駅などでの啓発活動を行う。

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