2018年4月4日(水)

2年連続で世界最高賞のベンチャーウイスキー、受賞を秩父市長に報告「秩父の名が世界に」 今後の目標は

久喜邦康市長(左)に2年連続の世界最高賞受賞を報告した肥土伊知郎社長(中央)と吉川由美ブランドアンバサダー=3日午前、秩父市役所

 ウイスキーブランド「イチローズモルト」で知られる秩父市みどりが丘のベンチャーウイスキーの肥土伊知郎社長(52)と吉川由美ブランドアンバサダー(36)が3日に秩父市役所を訪れ、ロンドンで3月22日(現地時間)に行われたウイスキー品評会で、2年連続で世界最高賞を受賞したことを久喜邦康市長に報告した。

 世界で最も権威のあるウイスキー品評会「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)2018」の「ワールドベスト・ブレンデッドウイスキー・リミテッドリリース」部門で、同社の「イチローズ モルト&グレーン リミテッドエディション〜ジャパニーズブレンデッドウイスキー〜」が世界最高賞を受賞した。

 同部門は大麦麦芽だけを原料にしたモルトウイスキーに、大麦麦芽のほかトウモロコシなどの穀物を原料にしたグレーンウイスキーを混ぜ合わせたブレンデッドウイスキーで、製造5千本以下が対象となる。受賞したウイスキーは秩父と羽生、川崎の3種類の原酒をブレンドしたもので、品質とブレンド技術が評価された。

 昨年は一つのたる(カスク)からのみ瓶詰めしたシングルモルトで競う「シングルカスクシングルモルトウイスキー」部門で、世界最高賞を受賞した。肥土社長は「昨年は秩父の自然環境で熟成した原酒の良さが評価されたが、今年はブレンド技術が評価された」と喜びを語った。久喜市長は「秩父の名が世界に広まり、本当にうれしい」と話した。

 肥土社長は今後の目標について「秩父で伐採した地元のミズナラを使ったウイスキーだるを年内にも完成させたい」と話していた。

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