2018年4月3日(火)

土井杏南、迎えた希望の春 JAL入社式で抱負、過去の自分超え「羽ばたいていきたい」

JALの飛行機の前で、色紙を持ち、笑顔でガッツポーズを決める土井杏南=2日、東京都大田区の羽田空港JAL格納庫

 陸上女子短距離の土井杏南(22)=埼玉栄高―大東大出=が2日、JAL(日本航空)の入社式に出席。「このような式に出られて、とてもうれしい。同期のみんな、社員の皆さんに応援してもらえるような結果を残したいです」と“杏南スマイル”で抱負を語った。

 初夏を思わせる暖かな陽気に包まれ、土井が希望の春を迎えた。「実感は徐々に湧いてくるかなと。今は『よし、頑張るぞ』と思ってます」。JALグループの約1630人の新入社員とともに晴れて社会人になった。

 式のクライマックスで行われた新入社員全員が決意を記した「折り紙ヒコーキ」飛ばしでは、壇上に上がり同じアスリート採用の山本凌雅(順大出、男子三段跳び)とともに掛け声を担当。紙ヒコーキは、あまり飛ばず、「山本君と勝負しましたが、負けました」と苦笑いしたが、その表情は希望に満ちあふれていた。

 同社初のアスリート社員として競技の過程はもちろん大切だが高校、大学の時と異なるのはより結果を求められる点だ。これからの意気込みを示す色紙には「挑戦 自分超え」と迷わず書いた。

 今はもう一度、自身の走りを見つめ直し、佐藤真太郎コーチ(松山高出)とも、より密に連携を取りながら、いい形で練習が積めているという。

 「常に結果が問われてくる。まずは過去の自分を超えること。未来に向けて、羽ばたいていきたいです」。競技者として苦しかった大東大での4年間はいわば“滑走路”。あとは飛行機のように、上昇して大空に飛び出していくだけだ。

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