2018年3月27日(火)

多くの親が悩む乳幼児の夜泣き、東大が研究 横瀬町がデータ収集など協力「子育てしやすい町に」

 横瀬町は4月から、東京大学大学院新領域創成科学研究科人間環境学専攻健康スポーツ科学研究室(千葉県柏市)の「夜泣きの原因と対処方法の確立」を目的とした研究に協力する。

 町内在住の子育て世帯に協力してもらい、乳幼児に関するデータを収集。人工知能などにより解析を行い、夜泣きについて研究する。

 乳幼児の夜泣きは、主に生後6〜18カ月で発生。夜泣きの有無や程度は個人によって異なるが、夜泣きが多いとその後の発達に遅れが生じるなど、乳幼児にとって悪影響を及ぼすといった報告もある。

 親にも連続した睡眠時間が確保できないことから、精神的、肉体的なダメージが大きく、育児ノイローゼなど、日常生活に支障を来す場合もある。

 夜泣きの原因は明確には分かっておらず、多くの親が悩んでいるのが現状。

 研究は町の官民連携プラットフォーム「よこらぼ」の一環で採択したプロジェクトで、理学療法士で保育士の門倉悠真さん(26)が実施する。4月から町内の保育施設などで夜泣きに関するアンケートを実施後、育児環境などと夜泣きの程度について関係性を調査する。

 希望者には、より詳細なデータが取得できるウェアラベルセンサなどを無償貸与し、より具体的な原因究明と対応方法について研究し、乳幼児に応じたアドバイスも行う。町子育て支援課は「夜泣きの研究の結果を生かし、子育てしやすい町にしていきたい」と話していた。

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