2018年3月26日(月)

戸田市長選、菅原氏が初当選 経験をベース、優位に選挙戦展開 子育て世代を中心に幅広く支持集める

菅原文仁氏

 任期満了に伴い、無所属新人3氏が立候補した埼玉県戸田市長選が25日、投開票され、前県議の菅原文仁氏(42)が、前戸田市副市長で元北本市長の石津賢治氏(53)=自民推薦=と元同市議の望月久晴氏(70)を破り、初当選した。

 菅原氏は戸田市議6年、県議7年の経験をベースに「教育・子育て日本一」などを公約に据えた。地元で4回選挙を戦ったことによる知名度の高さを生かし、優位に選挙戦を展開した。

 菅原氏は、連日自転車で市内を遊説しながら、若さと行動力をアピールした。幼稚園・保育所から小中学校へ切れ目ない「戸田型15年教育」の推進や待機児童対策推進、町会と行政の役割分担の見直し、高齢者の健康格差対策推進などを公約に掲げ、子育て世代中心に幅広い層から支持を集めた。

 石津氏は、今期で引退する現職神保国男氏から後継指名を受け、北本市長12年間、戸田市副市長1年の経験をアピール。「行政のトップの実績あり」を強調して戦った。「暮らし続けたい戸田市を実現する100の政策」を公約に掲げたが、支持を広げることができなかった。

 望月氏は、市議7期28年の実績をアピールしたが、出馬を決めたのが選挙直前の今月で出遅れた。支持基盤である共産党の推薦を断り、幅広い支持層への浸透を狙ったが、及ばなかった。

 当日有権者数は10万6363人(男5万4591人、女5万1772人)。投票者数は4万625人(男1万9899人、女2万726人)。投票率は38・19%(男36・45%、女40・03%)で、前回2014年(31・18%)を7・01ポイント上回った。

■菅原文仁氏

【略歴】(1)県議(2)スポーツ指導会社役員、戸田市議、東京経営短期大学客員教授(3)明治大学大学院(4)戸田市(5)美女木
【公約】(1)未来への投資で教育子育て日本一(2)地域経済と雇用の好循環(3)命と健康を守る市政(4)対話と協働による改革推進

略歴は(1)肩書(2)主な経歴(3)最終学歴(4)出身地(5)現住所―の順。埼玉新聞調べ

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