2018年3月9日(金)

<熊谷6人殺害>死刑判決に自然と涙 妻子奪われた男性が胸の内、謝罪なく「怒りと憎しみしかない」

殺害された妻の加藤美和子さん(中央)と長女美咲さん(右)、次女春花さん(左)の遺影を並べ記者会見する遺族の男性=9日午後、さいたま市浦和区

 事件についてほとんど語ることのなかった被告に下された判決は、最も重い刑だった。9日にさいたま地裁で開かれた、熊谷6人殺害事件の裁判員裁判の判決。ペルー人のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告(32)は死刑を言い渡された瞬間、下を向いたまま、視線を上げようとせず、閉廷後もしばらく立ち上がらなかった。一方、事件の被害者遺族は「ほっとした」と安堵(あんど)。裁判長の判決文朗読に耳を傾けた。

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