2018年3月6日(火)

県公立高入試、3進学塾が分析 各教科の平均点探る 難易度は2教科でアップ、平均点15点下がる予想も

県公立高入試・各教科の予想平均点

 1日に学力検査が行われ、9日に合格者が発表される2018年度県内公立高校入試の学力検査について、埼玉新聞社は三つの進学塾にアンケートを実施した。3塾とも社会と学校選択問題の英語が17年度と比べて難易度が高くなったとみており、平均点も5点以上低くなると予想。中には学校選択の英語が15点低くなると回答した塾もあった。

 学力検査は国語、社会、数学、理科、英語の5教科(各100点)。浦和や川越女子など20校では、数学と英語で一部に応用的な内容を含む学校選択問題が実施された。

 国語は3塾とも難易度は17年度並み(1〜2点の変動)とみている。社会は3塾とも難易度が上がり、5点以上低くなると予想。「地理の資料読み取り問題や歴史の年代整序問題、日本と同時期の世界の出来事の正誤問題など、正答率が低いと思われる設問が多かった」と分析した塾もあった。

 数学は5点以上アップと3〜4点アップ、17年度並みと回答が分かれた。「極端な難問が減少し、差がつきやすかった」とする塾もあれば、「作図や関数は若干難化したものの、規則性の問題は書き出せば答えが出るので一定の点を取れる」と予想した塾も。

 理科は2塾が5点以上高くなるとし、1塾が17年度並みと分析。5点以上のアップを予想した塾は「記述問題が減少し、計算問題の難易度が下がった」と要因を分析。17年度並みとした塾は「選択問題が増えたが、知識のみで選択肢を選ぶことはできず、時間内にしっかりと考えられたかで差が出る」とした。

 英語は3〜4点上昇、17年度並み、3〜4点低くなると3塾の予想が割れた。3〜4点上昇と答えた塾は「作文が簡単。傾向が大きく変化しなかった」と分析。逆に3〜4点低くなると答えた塾は「リスニングが難化。長文読解では記号選択は易化したものの記述式は難化した」とみる。

 学校選択の数学は2塾が5点以上の上昇を予想し「対策していれば得点できた問題が多い」とした。1塾は「大問数が増えて戸惑う印象もあるが、昨年よりも取り組みやすい問題が増えた」と、3〜4点の上昇を見込んだ。

 学校選択の英語で15点マイナスになると予想した塾は「リスニングや対話文読解、条件英作文など全般的に難しくなった」とみる。他の2塾も英作文のテーマの作りにくさや選択肢の増加を理由に、5点以上低くなると予想した。

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