2018年2月27日(火)

県内男性3人、はしか発症…熊谷保健所管内 県が注意呼び掛け 免疫持たない乳児など特に注意

 県は27日、今月17〜26日にかけて県内の20〜30代の男性3人が麻疹(はしか)を発症したとの届け出が保健所にあったと発表した。3人はいずれも熊谷保健所管内在住。20代男性は既に回復し、30代男性2人は自宅で療養している。

 保健医療政策課によると、麻疹ウイルスに感染すると10〜12日の潜伏期間を経て、38度程度の発熱にせきや鼻水など風邪のような症状が現れ、口の中に約1ミリの白い発疹ができる。ウイルスは空気感染や飛沫(ひまつ)感染、接触感染で伝染する。

 日本は2015年3月に世界保健機関(WHO)から国内に麻疹の土着ウイルスが存在しない「排除状態」にあると認定されている。県内では15〜17年に年間2〜8人の麻疹患者が発生しているが、全て海外から持ち込まれたウイルスが原因で発症した。

 今回感染が確認された3人はいずれも渡航歴はなく、保健所が感染経路を調査している。同課は「麻疹は感染力が非常に強く、地域的な流行が拡大する可能性がある。麻疹に対する免疫を持たない乳児などは特に注意が必要」とし、感染が疑われる症状が出たら管轄の保健所に連絡するよう呼び掛けている。

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