2018年2月22日(木)

「首つって死ね」激高のさいたま市議、図書館長に不適切発言…3会派が懲罰動議 図書館長「どう喝」

 さいたま市議会の文教委員会で、吉田一郎市議(無所属)が答弁した市中央図書館長に「首をつって死ね」などと不適切発言をしていたことが22日までに、関係者への取材で分かった。問題を受けて民進・立憲・無所属、公明、共産の市議会3会派は同日、吉田市議の懲罰動議を新藤信夫議長に提出した。28日の本会議に諮られる見通し。

 委員会の出席者らによると、吉田市議は20日、図書館の蔵書に占める文庫本の割合などに関して質問。利根川雅樹館長の答弁後、マイクが入っていない状態で「首をつって死ね」などと発言した。

 同席した委員が問題視し、21日の臨時委員会で吉田市議は発言を取り消し、利根川館長らに「感情的になってしまった。お詫び申し上げたい」と謝罪。委員会としても謝罪したという。

 埼玉新聞の取材に吉田市議は不適切発言をしたことを認め、「激高してやじを飛ばしてしまった」と話した。

 利根川館長は「人としての尊厳に関わる発言で、どう喝を受けたようにも感じた。今後の答弁の萎縮につながらないか懸念している」、細田真由美教育長は「公の場で職員の人権を侵害する言葉が発せられ、ショックを受けている。教育委員会として断固抗議したい」と述べた。

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