2018年2月13日(火)

<所沢親子殺害>男ら事件後に電車で逃走か 逮捕され住民ら「ほっとした」、男知る住民「なぜこうなった」

死体遺棄容疑で逮捕後、留置施設に移される男B=13日午前0時20分ごろ、所沢署(画像を加工しています)

 所沢市西所沢の無職入江富美子さん(76)方で親子2人が死亡していた事件で、死体遺棄容疑で逮捕されたいずれも住所不定、無職の男A(53)と男B(42)両容疑者が事件後、電車を使って逃走したとみられることが13日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、周辺の聞き込みや防犯カメラの映像などから、男Aらが電車などで移動していたことが判明。追跡して千葉市中央区内で発見し、立ち寄ったコンビニエンスストア周辺で職務質問した。その際、県警の捜査員が写真を基に顔や特徴を脳裏に焼き付けて雑踏の中から探し出す「見当たり捜査」を行っていたという。

 入江さんの次男のスクールバス運転手大崎欣孝さん(53)は上半身を刃物で複数回刺されて殺害されており、所沢署捜査本部は男Aらが関与した可能性もあるとみて調べる。

■容疑者逮捕に「ほっとした」

 所沢市の親子2人が死亡していた事件で、死体遺棄容疑で男2人が逮捕された。現場近くに住む30代の女性会社員は「子どもがいるので事件後は現場に近寄れなかったが、久しぶりに出掛けることができた」と安心した様子。散歩をしていた70代の無職女性は「容疑者が逮捕されるまでは物騒で家の戸締まりをしっかりしていた。まずはほっとした」と話す。

 男Aと話したり、男Bを見たことがあるという近隣の70代男性は「毎朝8時ごろに犬の散歩をしている姿を見掛けた。笑って世間話ができる人」という。「なぜこうなったのか知りたい」と戸惑った様子だった。

 入江さんが管理する借家に居住しているという無職男性(70)は「入江さんの家には家賃を払うために行っていたが、男Aが取りに来ることもあった。男Aとたばこを吸って話すこともあったが…」と話した。

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