2018年2月4日(日)

「陸王」経済効果は3カ月間で10億円、県が試算 行田市内の観光案内所、放送期間中の来客増加率77%

 県は昨年10〜12月、TBSで放送されたドラマ「陸王」の県内経済波及効果は3カ月間で約10億2千万円となったと発表した。「陸王」は行田市の老舗足袋業者がランニングシューズの開発に挑む物語。同市内で行われた撮影では、延べ4万人の市民らがエキストラとして参加した。

 経済波及効果は、県統計課が開発した「経済波及効果分析ツール(イベント版)」で算出。2012〜16年の同市の3カ月当たりの平均観光客数を40万5001人と割り出し、ドラマ放送期間中に市内2カ所の観光案内所の来客増加率77・61%(前年同時期比)を乗じ、観光客の増加数を31万4300人とした。

 増加した観光客数の飲食代や土産代、撮影スタッフの宿泊費などの直接効果に、関連商品の生産額の増加分などの間接効果を加え、経済波及効果額をはじき出した。同課によると、今回と同様の手法で外部機関が算出した行田の忍城をテーマにした映画「のぼうの城」の県内経済波及効果は約40億円という。

 同課が開発した同統計ツールは県のホームページから利用できる。

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