2017年11月30日(木)

山田うどん、居酒屋業界に初進出 首都圏の駅周辺狙う 地酒すべて埼玉産、料理は人気メニューなど60種類

12月4日の開店に向けて、整備が続く「県民酒場ダウドン清瀬北口店」=11月30日午後、東京都清瀬市

 山田うどんを展開する山田食品産業(所沢市)は、居酒屋業態の店舗「県民酒場ダウドン」を12月4日、西武池袋線清瀬駅(東京都清瀬市)北口に開く。同業態の運営は初。近年、首都圏の駅乗降客で流行の"ちょい飲み"需要を取り込む。提供する地酒は埼玉県内産のみで、県内企業として埼玉色を強調する。今後、首都圏内の駅周辺で展開していく方針。

 新店は駅北口から徒歩約1分で、目の前がバスターミナルの好立地。店舗の延べ床面積は、97平方メートルで席数は59席。コンセプトは"埼玉の酒場"で、埼玉の地酒と名物メニューが楽しめる「ちょい飲み」と、「居酒屋」の中間に位置する形態となっている。営業時間は、午前7時から午後3時が朝・昼の部で、うどんメニューが主体だ。午後5時から同11時が夜の部。

 地酒は夜の部に提供される。銘柄は麻原酒造(毛呂山町)の琵琶のさざ浪、佐藤酒造店(越生町)の越生梅林、長沢酒造(日高市)の高麗王、松岡醸造(小川町)の帝松、矢尾本店(秩父市)の秩父錦。

 料理は約60種類で、山田うどんの人気商品もつ煮の「パンチ」など数種類を除き、大半を新開発した。海産物を中心とした串天ぷらや、アサリの酒蒸し、鉄板に盛り付ける麻姿豆腐など。うどんは焼きうどんやマーラーうどんなど8種類。秩父地方の郷土料理の混ぜご飯「秩父のかてめし」も提供する。今後も県内ご当地料理の提供を順次、検討する。

 山田食品産業では近年、既存の「山田うどん」で、一品物の揚げ物料理を充実させ、"ちょい飲み"需要の掘り起こしに努めてきた。利用客の認知度が高まってきたと判断し、居酒屋業態の店舗展開を1月ごろから検討。首都圏の駅周辺で、利用客が見込める物件を探していた。

 山田裕朗社長は「夕方以降でも集客可能で、アルコール類が楽しめる店舗を模索し、開店に至った。埼玉企業として県内地酒を扱うなど地元色を出した。多くの人に『夜の山田うどん』というべき新店舗をご利用いただき、新しいブランドして一緒に育てていきたい」と意気込んでいる。

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